
~ルトワック『クーデター入門』に学ぶ
第二次大戦の敗戦、平成30年の停滞・・・。
日本人に足りないものは何か?
これまで、メルマガ・ネット放送・動画などのメディアで
『アメリカ通信』を配信して来たテーマの根本は、そこでした。
リアリズム、地政学、プロパガンダを中心にお送りしてきましたが、
今回Dは『クーデター入門』をもとに作成しました。
世界三大戦略家の一人エドワード・ルトワックは、
著書『クーデター入門』にて
クーデターの良し悪しについては論じず、
逆にこの約半世紀ほどの間に世界中で起きた
600件を超えるクーデターを分析しています。
まさに、弱みが見えたら一発逆転の下克上を試みる
リアリズムの世界が展開されています。
現実世界に起こりうることについて、
「そんなこと、あってはいけない!」などと、
良し悪しでものごとを考えてはいけません。
それでは平和ボケの「9条教」信者
そのものに近づいてしまいます。
日本人は常識に生き、日常の生活を守る発想
はありますが、現在の社会を根本から壊す非常識
なんて考えをもつこと自体嫌います。
その甘さが地獄への道かもしれません。
日本はとてもいい国だからこそ、
ダイナミックさが失われているのかもしれません。
経済の世界でもそうです。
経営には3つの坂があると言われています。
「上り坂」、「下り坂」、そして「マサカ(ま坂)!」です。
その「マサカ」を想定しないから、日本経済は対応できず
急激な世界経済の変化においていかれてしまいました。
未だ、日経平均株価は89年の最高値を超えていませんが、
世界の経済で先進国、途上国含めそんな国はありません。
自転車しか乗っていなかった中国に
わずか20年で自動車生産やGDPで逆転されるなんて、
「マサカ」でありませんか!
事実、クーデターを起こされた為政者も毎回、
「マサカ!」と叫んでいるのです。
しかし、マサカに免疫がないのは仕方のないことと言ってられません。
では、究極のピンチをどう想定するか?
それにぴったりの教材がこの『クーデター入門』です
クーデターを学ぶのは、
政治そのものを学ぶことであり、
人間通でもあります。
『アメリカ通信』では「戦略」を考えよ、
『戦略の階層』でも「世界観」を持て、と伝えてきましたが、
さらにそれらを鍛えるための
究極のOUT OF BOX THINKINGを
試みるのが今回の目的です。
この訓練で、あなたは、はみ出せるか?
ルトワックの著書『クーデター入門』では
これでもか!という
本物のクーデターの手引内容がありますが、
(※それは本物のクーデター・マニュアル本だから
仕方のないことなんですが、)
それを目的にせず、
マニュアルの詳細を追うのでなく、
常識からはみ出すという、
クーデターの真髄、政治の真骨頂を追って欲しいのです。
少なくともクーデータの実践と政変研究においては
この本が入門かつ究極であるため
このジャンルの第一人者になろうという人には唯一の教材です。
今回は、
1:クーデター入門の各章の解説
2:クーデター入門から何を学ぶのか
3:まとめ
の構成で作成しています。
みなさんの自分の人生の「マサカ」を考え、
それへの対応を考えたり、
また、枠組み外した究極の『世界観』、
逆「マサカ」をどう作るのか?
を考える一助になれば幸いです。
この音声では、
◎クーデター研究、政変研究をしたい人
◎誰にでもくる人生の転機に勝利したい人
◎「マサカ!」と言わせたい人がいる人
◎究極の政治学を学びたいと思っている人
◎自分の戦略に限界を感じている人
◎普通の人生では飽き足らないと考えている人
◎一世一代の大勝負をしたいと思っている人
◎究極の防御を考え、盤石の人生を歩みたい人
◎カス、外道の思考法を知り覗いてみたい人
◎脆弱な基盤の国家を乗っ取りたいと思っている人
◎組織内で一気に成り上がりたいと思っている人
◎国家の防衛を考えていきたい人
◎あまりカネをかけずに、大富豪になりたい人
◎人生にダイナミックさを求めている人