
「現代の三大戦略思想家」コリン・グレイ
VS 「現代経営学の祖」ピーター・ドラッカー
明治・大正・昭和と日本人を鼓舞してきた言論人、
徳富蘇峰は、こう言っています。
「国家興隆する時、国民は理想を以って生活し、
国家衰退する時、国民は生活を以って理想とする」
いかがでしょう?
「生活が第一」とうたった民主党に、
数年前、多くの国民は投票してしまったのです。
日本の衰退が加速したのかが理解できます。
政治家がこういう低レベルな提案をし、
それを国民が支持してしまう。
ものごとには、重要度があります。
この重要度をもとに考えるのが戦略的思考なのです。
兎にも角にも、
日本人はもっと戦略的に生きなくてなならない。
しかし、戦略ってなに?
・戦略はむずかしい。
・見えづらいのが戦術で見えないのが戦略なんでしょ?
・戦略ってわかったようでわからない。
・めちゃくちゃ大事な概念だとはわかるんだけど、
そんなものなのに、そもそも習ってこなかったし。
・どこから手をつけていいのかわからない。
という方のために地政学者・奥山真司は、
『日本人は「戦略の階層」を意識せよ』と訴え続けてきました。
戦略を理解するには「戦略の階層」を学ぶのが一番よいからです。
戦略を理解する最短距離は「戦略の階層」を学ぶことです。
当サイトでも戦略の階層を販売してきました。
その中で、
・もっと多くの事例をもとに解説して欲しい。
・できるだけ血肉化したいのでワークやケースを紹介して欲しい。
というご意見をいただきました。
では、やはり奥山真司が「戦略の階層」をつくるきっかけとなった
師匠であるコリン・グレイの格言をもとに解説していこう。
これで国家戦略が学べます。
そして、聞いて頂いた多くはビジネスマンの方なので
事業や仕事や生き方についての哲学や戦略の大家である
ピーター・ドラッカーの格言を対比させることによって、
より深く理解てもらおうという企画になりました。
今回は、「国家戦略VS経営戦略」という
大胆な対比を試みることによって
戦略そのもの、また「戦略の階層」をトータルに学ぶという企画です。
現代の三大戦略思想家といわれるコリン・グレイの
「戦略の格言」(奥山真司訳)に対して
さらに、「現代経営学」、「マネイジメント」の発案者である
ピーター・ドラッカーの格言をぶつけていきます。
以下の点を意識して作成しています。