地政学を英国で学んだ
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奥山真司翻訳戦略絶版本販売



訳者:奥山真司による本書の解説

最近の日本のメディアでも「地政学」という言葉を
かなり頻繁に見聞きするようになりました。
たしかにこの言葉は妙に説得力のある響きをもつものだし、
偉そうな人が使っていると
不思議と納得させられてしまうような気もしますが、
ではこの言葉の本当の意味は何なのでしょうか?

そもそも地政学とはどういうものなのだろうか?

「地政学」という言葉だけ聞くと、
たしかに地理と政治の微妙な関係を示しているイメージがわいきますが、
実際のところはその言葉がどういう意味で使われているのかを
正確に知っている人はとても少ないように思います。

地政学には「学」という名前がついている以上、
じつはひとつの立派な学問として研究されているものです。
しかし、この学問の基本的な考え方や理論が
日本に十分浸連したとは言い切れません。
かつて日本でも一九八〇年代に「地政学ブーム」が起こり、
何冊かこのテーマの本が刊行されましたが、
単なる一過性のブームとして終わってしまった観があり、
その考え方が十分広まったとはいえません。

しかし地政学はそのような一過性のブームなどにはまったく関係なく、
国家が国際社会のなかで生き抜くためのツールとして、
日本以外の国々では意識的/無意識的に活用され続けています。

じつはこの「学問としての地政学」は、
われわれ日本人が冷戦の崩壊や二〇〇一年の連続テロ事件、
アメリカの経済的没落や中国の勃興、そして北朝鮮のミサイル問題など、
日本周辺の混沌とした国際関係の状況を冷静に分析するうえで
非常に役立つものです。

もちろん地政学は、ナチスドイツの御用学問として
悪用された暗い過去をもつおかげで、日本だけでなく
欧米でも正面から研究されてはいません。

しかしそれでも地理というのは国際関係のなかで
不変の重要性をもっているために、
とくに安全保障関係から国際政治の動きを冷静に見ようとする
世界中の学者や軍人たちには
「地政学的な考え方」が「思考の前提」となって染み込んでいるます。

日本人が真の国際理解をめざして
世界平和に貢献するという目標をもつならば、
彼らのこうした「思考の前提」を、
意識ある人間が本書のような地政学の理論書を通じて
まず理解することが決定的に重要になってきます。

また地政学は、「政策科学」(ポリシーサイエンス)
として発展してきた経緯があり、これを知ることができれば
国際政治の現状分析や、国家政策を導きだすための
ヒントまで与えてくれるのです。
誤解を恐れずにいえば、地政学とは
グローバル化した時代に国家が生き残っていくためのツールであり、
同時に国家の成功戦略として役立つものなのです。

そのような学問として研究されている
地政学を大きく理解するために、
まずみなさんに覚えておいていただきたいのは、
現在の欧米の地政学の研究には
大きく分けて二つの流れがあるということです。

まず一方は、古代から国家戦略のために使われてきた
「古典地政学」(classical Geopolitics)であり、
これは現在でも国防関係者や政治家たちが
活躍する現場で活用されており、
また学問的には戦略研究(strategic studies)
の一分野として研究されている。

もう一方は、主に政治地理学などのアカデミック界で研究されている
「批判地政学」(critical Geopolitics)であり、これはどちらかといえば
地政学を哲学的かつ批判的に分析するもので、
国家と地理の政治的なつながりを、
じつにさまざまな角度から検証していくものです。

これを踏まえて私が気になっているのは、
日本ではこの実践重視の「古典地政学」が
正式な学問として大学で教えられていないという事実です。
安全保障に直結した国防教育の最前線である
防衛大学などでも同様だと聞いています。

こうした現状を思うにつけ、一国民として、
日本の国家安全保障の未来は本当に大丈夫なのか
と心配にならざるをえません。

私が『進化する地政学』のような本の刊行を企画した理由も、
このような憂慮がその根底にあるといえます。

この本の著者たちは若手の研究者からその分野の大御所まで、
英米の研究者を中心にした多彩な顔ぶれです

詳しくは訳者である私がそれぞれの章の冒頭に
著者たちの簡単な経歴と論文の読みどころを書いているので
そちらを参照していただきたいのですが、目次を見ておわかりの通り、
典型的な「古典地政学」のものから
現代的な「批判地政学」を代表するものまで、
扱われているテーマはかなり多岐にわたっており、
また論文自体も書かれたのはかなり以前であるにもかかわらず、
まったく古さを感じさせない新鮮なものばかりです。

このなかの論文の何本かは後に
本の一部として出版されたことからもわかるように、
各論文のクオリティーの高さは折り紙つきであるといえます。
本書は「戦略字系の地政学研究の論文集」という
日本ではまったく紹介されたことのない、
かなり珍しいジャンルの本なのです。

本書が意識の高い一般の読者諸氏の知的好奇心を満たすだけでなく、
この分野で留学を考えている人や、
日本を担う国家のリーダーたらんとする人々などに対し、
なんらかのヒントを与えるものとなれば、
訳者としての目的は達せられたのではないかと考えています。

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