米中20年戦争に備えよ!part.11
2024年12月24日、トランプ次期米大統領が、
次期政権でエルブリッジ・コルビー氏を
国防次官(政策担当)として迎え入れると発表しました。
前回の第一次トランプ政権では、トランプが勝つと予想されておらず、
共和党側の準備もできていなかったため、閣僚選定、人事が難航しました。
ところが今回は違います。
共和党は、バイデン政権の次は第二次トランプ政権だと見越しており、
その際の政策集団をつくっていたのです。
奥山真司戦略ラボ
日本をもっと戦略的国家になって欲しい。
そのためには、もっと多くの
戦略の理解者が必要だということで、
音声講座をはじめました。
しかし、
「音声講座はちょっと難しい」
とか、
「音声講座を聞いたときは納得するけど、
普段のニュースを聞いて戦略と結びつけるのが難しい」
という意見や、
「音声講座よりももっと身近に
戦略を感じ学べるようにして欲しい」
という意見を頂きました。
そこで、以下のコンセプトをもとに、
情報を共有しながら
学んでいこうというサービスを始めます。
『累積・順次戦略』~戦争と人生:2つの必勝アプローチ
「順次戦略」と「累積戦略」ってご存知ですか?
一般的には、聞き慣れない言葉です。
元米国海軍少将の戦略思想家、J・Cワイリーの書いた、
「戦略論の原点」(奥山真司訳)の中で
表した画期的な2つの戦略アプローチです。
戦略を語れない人生は奴隷だ
戦略を語れない人生は奴隷である。技術を制するのは高度な技術ではない。
アップル社は高度な日本製に部品を組み上げ、莫大な利益をあげている。
戦術戦略の組み合わせと、その世界観を達成したい執念こそが、技術を制する。
だからこそ、今、日本人は「戦略の階層」を学ばなければならない。
そして、今回あらたに「戦略の階層2.0」を・・・
トリプル・インベージョン
日本は人口1億2千万人の経済大国なので、中々気づかず状況が見えませんが、
我が国より人口規模の小さい三カ国の例をとって、
今回はこの「中国の侵略」について分析しました。
それが、オーストラリア(AU,豪)、ニュージーランド(NZ,乳)、カナダ(CA、加)
に対して実行された、血を流さない戦争、サイレントインベージョン、静かなる侵略です。
三カ国に対して行った侵略なのでこの解説は、「トリプル・インベージョン」としました。
奥山真司の未来予測と戦略
危機の時代だと認識しつつ、未来を予測し、どんなビジョンを持ち戦略を立てるか?
今回はそこに焦点を絞り、どうやって残りの人生を価値あるものに変えていくかを
あらゆる角度から考え、世界観を練るためのヒントを盛り込んだものとなりました。
復活する地政学!
日本で唯一の地政学者・奥山真司が、「地政学とは、なにか?」を徹底的にわかりやすく解説するCD「奥山真司の地政学講座」全10回をつくりました。
日本でこの地政学的思考をもった知識人を増やしたい、という想いから今回の開講に至りました。
これを学べば、この日本において、地政学の専門家に最も近づけると言っても過言ではありません。何しろ他に教材がないのですから。
奥山真司の現代のクラウゼビッツ『戦争論』講座
クラウゼヴィッツ『戦争論』は世界的に戦略家に今でも読まれ、研究され、
そして今なおこのセオリーは生きているのです。
はっきり断言します。国内にあるクラウゼヴィッツ解説本はすべて処分して結構です。
奥山真司の『真説 孫子解読』シリーズ★【2.0】にバージョンアップ★
欧米で孫子を解釈して自身の思想に取り入れてきたジョン・ボイド、バジル・リデルハート、 JCワイリーたちの戦略論や、古典であるクラウゼヴィッツの『戦争論』と比較し、 さらに日米の経営者の実例を引きながらまったく新しい『真説 孫子解読』が完成しました。
「リアリズム」とはいかなる概念なのでしょうか?
「リアリズム」学派は、国家のパワー(軍事力、政治力、人口規模、経済力等)がもっとも大事な要素と考え、
「正義やイデオロギー、理念は関係ない。国際関係はパワーで決まり、パワーを予測し戦略を立てよう」
と考える学派で、19世紀の英国の行ったバランス・オブ・パワーを活用した大戦略を信条とします。
「リアリズム」の冷酷な事実を踏まえ、皆さんとともに真剣に考えていきたいのは、以下の2点です。
・日本はいかにして「パワー」を獲得すればいいのか?
・どんな国家像を描き、グランド・ストラテジーを立てればよいのか?
この二つの質問を念頭に据えて、「リアリズム」理論を学び、
日本におけるリアリズム思考を広げ、本当の意味での「リアリスト」として覚醒める。
これが、このサイト、www.realist.jpの目的です。
あなたも是非この議論に加わって下さい。
リアリスト思考を最初に日本にもたらした、
シカゴ学派、元フーバー研究所上席研究員、故・片岡鉄哉先生に捧ぐ